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!そう思うから、話終わんないんだろう!ダメダメ嫌い!フンギャー! 何かこれ小説って感じじゃ無いよね。エッセイ?ノンフィクション?ハックション?クラックション?アッチョンプリケ?あ、脱線中。 小説っぽくしまーす。 男は、敷かれっぱなしの布団にかたひざを立て、左手のひじで体を支えながら、横になりながら、ケータイをいじりながら、パンツ一枚、Tシャツに靴下で、モバゲーの小説を書いている。 車の音とどこからか、風鈴の音と。ちらかった部屋の雰囲気と完全にミスマッチ。見事としかいいようのない…、(まあいいや)その有り様。風俗情報紙も見たり見なかったり。  男は体を起こすが、またもとの位置に横になり、ケータイを操る指を動かす。 (ひまだ) ぼんやり男はそう思った。 (自分に原因があるのか?) 当たり前だ。 いつもならここで、いない何かと、会話が始まるところなのだが、何も言わない。小説に、しゃべってるのと、思ってるのと、聞こえてるのを書くのが難しいから…、いや面倒くさいからだ。 実は車の音も、おなかの音も、その何かの声に聞こえるようだ。全部では無いが。  もちろん男は、精神病院に通っている。 心地よい風鈴の音がなっている。 過去の薬物の使用による後遺症か?それとも、生まれつきか?男にとっては、どっちでもいいらしい。 今この部屋では男の指と時計の針だけが動いている。 (たまにラップ音!まあオレ的には、風鈴の音と同じくらい、ありがたいけどね、たまにだから。自然~現象~なんじゃないの~) 男は買ってきた、コーヒー(1リットルパックね)に目をやった。 股間のポジションを直し、コーヒーを手に取った。(書きながら動くの難しいー)コーヒーを一口、タバコにも火をつけた。 (こぼさなかったね、いや分からん、またこぼさされるかもしれん。油断大敵!えいえいおー。何か何も言わないね、どうしたんでしょうかしら?) 男は一服中。
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