~天宮院桜ルート4・付き合うまでの過程~

2/27
9029人が本棚に入れています
本棚に追加
/201ページ
お待ちかねの昼……体育以外は別段桜の身に変わったことはない。 昼は中学の時もそうだが桜はたまに俺達と食べるだけで毎日と言うわけではない。 女子同士のほうが会話が弾むからだろう。 だが今日の桜は俺達のところにこないのに一人で食事を取ろうとしていた。 「わりぃみんな。俺桜と学食言ってくるわ。」 「そうか……ま、応援してんぞ坊主。」 やけにニヤつくじゃねえか洋平さんよお。 「また女か……けっこのビッチがっ。」 ビッチって女に使う言葉だよな……軽く鼻にデコピンと。 「うん……それがいいよ……今日の天宮院さんなんだが元気ないもん。」 全く雪は優しいやろうだな。
/201ページ

最初のコメントを投稿しよう!