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「いたっ。」
「じゃあ家には呼ぶようにするけど盗聴器は外すしテープレコーダーも渡してもらう……これでいい?」
「仕方ないですね。わかりました。」
桜がなくなく了承した感じになったけど悪いのは君だからね。
彼女は制服のポケットから細長いそれについたイヤホンを外して俺に渡してきた。
「なぜにイヤホンがついてた?」
「学校にいるときはよく聞くんです。聞いているとなんだか近くに俊介さんを感じるんです。」
「実際近いしね……とりあえず音量を最小にしてと……。」
どんな内容なのか……。
俺の部屋を盗聴器してたってことはまさか喘ぎ声とかだったらどうしょう………死しか待ってないな。
だが俺は逃げない……戦いたいんだ。
ONに手をかけた。
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