~天宮院桜ルート4・付き合うまでの過程~

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桜はすっかり元気になってくれたみたいだ。 桜の昼食で俺も元気百倍。 意気揚々と教室に俺が先にはい……ん。 思わず目を疑った。 明らかに桜の机があったと思われる場所が空いている。 こんなのはおかしいな。 「桜…ちょっとここで待ってろ。」 俺はとりあえず窓から下を確認。 俺だったら面倒だし廊下に置くか窓から放り投げるぐらいしかしない。 「頭が冴えすぎたな全く。」 無残にも下の花畑に椅子と机が一組転がっていた。 二階からだけどこれはないだろ。 中の教科書も鞄もだぞ。 明らかいじめじゃねえかよ。 「おい誰が落としたんだよ?」 クラスには数人の女子がいた……所謂不良ではないけどチャラケてる感じの。 だが無視……シカトか。 「てめえらがやったんならただじゃおかねえからな。」 そんな捨てゼリフを吐いてそれらを取りに下に向かった。
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