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「天宮院さんとは付き合っている?」
「あっ……いや……あと少しかな。」
「……………。」
桜が小さくなにかを呟いた。
子供と聞こえたが気のせいだろうな。
「まっお幸せに~ばいば~い。」
そう言って彼女は過ぎ去った。
なんつうか明るいところは変わってなかった。
「俊介さん……さっきのって……婚約ですか?」
「飛躍しすぎじゃないか?」
「くすくす……照れてる俊介さんって可愛いですね……な、なにしゅるんれすか?」
「お仕置きだ、全く。」
桜に主導権は渡したくないしなんだか雰囲気がまずかったので桜のほっぺを抓りあげた。
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