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「牛乳ジャンケン?」
「うん…実はジャンケンに負けたら牛乳をかけるっていうゲームが今はやりなんだ。」
頼む騙されてくれ。
「そ、そんなゲームがあるのか……私はてっきり柊俊介が先生になにかしたのかと思ったぞ。」
ふん…チョロいぜ。
「って信じるわけがないだろうがこの戯けがーー。」
「がはっ。」
体が回転しながら吹き飛んだ。
更に先ほどのダメージもぶり返した。
「白川さんやめてあげて。」
止めに入る先生。
やっぱりいい人なのかも。
「俊は自分に正直だったの…その証拠に…。」
顔についた牛乳を指ですくいなめた。
「ペロ…こんなに濃いですよ。」
なんかわけわからんよ先生。
瑞は怒りからかピクピク震えている。
「み、瑞…いまのは全部嘘だからうん。それはただの牛乳だから。」
瑞は一歩一歩こちらに近づいてくる。
なんか後ろにスタンドがみえるんだけど…。
「…………殺。」
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