~白川瑞綺ルート~

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「ふああ~あ…おはよう。」 ったく桜も洋平も休みならメールしろって…遅刻ギリギリまで待ったじゃないか。 まあ携帯家だから連絡あったのかもしれないが…。 「おはようさん。桜ちゃんは?」 「休みらしい…洋平もな。」 「おはよう俊介くん。あれボタン外れてるよ…僕がつけるよ。」 「お、おう…ありがとう。」 ブレザーを脱いで雪に手渡すと雪はコンパクトな裁縫道具を取り出し器用に縫いつけてくれた。 うう…やっぱり雪は可愛いな。 これは女だったら俺は…。 「なんだ雪に惚れたか?」 大介はなんかニヤニヤしてる。 つーかこいつの第一印象と今じゃ全く違うんだが…。 「んなわきゃあない。」 「ちっ…桜ちゃんにチクって慰める作戦が。」 ただのゲス野郎なんだよなこいつは。 それから少しして先生が入ってきたが先生が遅刻したためHRは無くすぐに授業が始まった。 つうか教師が遅刻って……。 やってくれるぜ祈…じゃなかった京子先生。
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