2人が本棚に入れています
本棚に追加
亘の宿題が終わるまで、本を読みながら待っていてくれた美鶴は。
待ち草臥れたのだろうか、ソファーに座ったまま居眠りをしていた。
亘は美鶴の前にしゃがみ込んだ。
まさに白皙の美少年というに相応しい
白く透き通るような肌、すっと通った鼻筋、閉じられた瞳を飾る長い睫毛、軽く閉じられた薄い唇、整い過ぎた美しい貌はまるで人形のようで、
亘は不安になった。
呼吸を確かめようと、もう少し近付く。
――すうすうと、穏やかな寝息が聞こえた。
起こすのが可哀想なくらいに、彼はよく眠っていた。
みつる、と亘は心の中で呟いた。
音にならなかった言葉に、もちろん、返事はない。
けれど。亘はなんだかとても あたたかいものが心の中に溢れるのを感じた。
ああ、僕は美鶴がすきなんだ…
何だか、すとんと その答えが落ちて来て。
今までのもやもやが、すっと晴れた気がした。
………………………………………………
あとがきと言う名の言い訳…
えっと…手が動くままに書いたところ、こうなりました。
筋は何も考えてなくて、とりあえず美鶴が居眠りしてて、その美鶴の綺麗さを讃えたかっただけでした。
なんか、亘が妙に落ち着いて美鶴への恋心を自覚しちゃったのは、予想外の展開でした(自分で書いといて…)
これでも、みつわたなので!
決して わたみつじゃないですよ!
えっと、だって もしこれを亘の居眠りにすると、美鶴は亘にちゅーしちゃいますから!
ゆえにみつる×わたるなのです。
そして更にこれを美鶴のお誕生日SSとしてあぷする?!という突っ込み。
えと、まぁ美鶴の美人さを讃えているし
亘が美鶴のこと好きって自覚してくれるなんてプレゼントよね?っていうことで
許して下さい…
レポートとテスト勉強のせいで書きあげることが出来なかったんです…
美鶴お誕生日おめでとう♥
最初のコメントを投稿しよう!