嘘でしょ!?

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目の前に居る片思いの男をもう一度見る。 のびたボサボサの髪、あまり手入れのされてない髭…ブカブカのキャラクターシャツ、紺色の短パン…よく見たらトランクス。 「えっ!要ズボン位はいてよっ!せめて布団に入ってっ!」 言った私の顔は熱が集まって真っ赤だ…恥じらう可愛いい女の子のふりをした訳じゃない、もちろんそんな演技も毎日のように学校でやってる、だけど…目の前に居るのはどんなにダサくても、私の大好きな要なのだ…。 私の言葉に要は一度自分の姿を見ると私の方へと視線を戻した。 思わず『ドキッ」としてしまう。 「この方が楽なんだ」 そう言って隠そうともしないで要は漫画をよみはじめた。 「ねぇ、要…?」 私の声に再び要の視線が私に向けられた事に少しウキウキしてしまう。 「久しぶりに会えたし少しお話しない?私要の事もっと沢山ききたいんだ?」 正面に座って上目使いで要を見る、誰だって私見たいに可愛いい女の子にこんな風にされたらクラリとしてしまう。 要は漫画をチラッとだけ見て口を開いた 「今いいとこなんだ、後でにして」 反論は許さない、そんな感じで言い終えたら要は漫画をじっと読みふけっていた。
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