嘉孝の過去

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「聞きたい?」 優里がニヤニヤして聞き返した。 「なんだよ?気になるよ」 「実は………」 優里は風呂であった事を説明してくれた。 「何いぃぃぃ!!?」 聞き終えた俺は思わず叫んでしまった。 コンコン ドアが叩かれた。 「「カモーン!」」 2人揃って合唱した。 ガチャ 「しっ失礼します…」 例のメイドが恐る恐るワゴンを押して入って来た。 「やっぱり芳ちゃんだった!」 優里が言う。どうやらこのメイドが芳と言うらしい。 「そかそか君が芳ちゃんか、話は優里から聞いた、俺達に任せなさい!」 俺ははにかんで言った。
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