嘉孝の過去

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「はうっ!?」 芳は急に真っ赤になった。 「とうとう琢磨にも春が…」 優里が言う。 「よっしゃ!琢磨にもっかい電話じゃ!優里、ヨッシーに追加の報告だ!」 「もう承諾済みだよ!」 「はやっ!!」 等と盛り上がっている俺と優里。 「あの………」 芳が怖ず怖ずと言う。 「あっごめんね芳ちゃん、何かな?」 「聖也様と優里ちゃんは…春日さんの事知ってるんでしょうか?」 芳が聞いた。 「あっはは!知ってるも何も、同じ学校で同じクラスだし何より奴は俺の親友だが?」 俺はニコニコして言った。それを聞いて頷いている優里。
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