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「ねえ、織。君、地上では何て呼ばれてるか知ってるかい?」 「ん?」 織が私の質問に小首を傾げた。 「織"姫"だってさ」 腕枕してくれているたくましい織の腕を見ると、思わず笑いが出てしまう。 「なんだそれ。どうみても彦星の方が"姫"だろ!」 織と私は一緒になって笑った。
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