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ここは雲白高校。
そこに彼がいた。
「じゃあ負けたからパンよろしく!!」
1人の青年が友達にパシラれていた。青年はパンの袋を抱えて教室に戻ろうとしていた。
「――ハァ~……。何でいつもジャンケン負けるのかな……俺……」
彼こと中宮 青無(なかみや せいむ)は普通の高校生である。見た目は茶髪の短髪で茶色い瞳とごく普通で、友達もそこそこいる方である。
教室に着くとパンをクラスメートに持っていった。そして自分の席に着いた時に別の友達が言った。
「――そういや今日って青無の誕生日だよな?」
「あっ……。そういやそうだったな……」
「自分の誕生日ぐらい覚えとけよ……」
「わ、悪い……」
青無はその日16歳になった。そして夜になり、青無は眠りについた。
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