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二時限、三時限、四時限目と授業が終わり昼休みになった。
宗谷は美音と昼食をとる場所を探すついでに、学校の施設を案内してもらっている。
美音
「…ここは図書室。もちろん本はたくさんあるんだけど、現世とまるっきり同じ内容の本は無いんだ。ここにある本は、当たり前だけどこっちの世界で作られた物だけだからね。まぁ、似たり寄ったりってのは結構あるんだけどね」
宗谷
「そうなんだぁ」
美音
「うん、それと授業でも図書室は使うから場所忘れないようにね?」
宗谷
「うん。…でも授業で使うって言っても、図書室で何するの?」
美音
「もちろん読書するんだよ♪」
宗谷
「…それもそうか」
美音
「じゃあ次行こう!…って、もう大体回っちゃったし、あまり時間も無いから昼食べに中庭に行こうか?」
宗谷
「うん、そうだね」
二人は中庭に向かった。
昼食は美音の手作り弁当。
もともと美音は料理好きなので味が保証されてることは、宗谷も認識済み。
なので、中庭についてすぐに弁当を食べ終えた。
宗谷
「御馳走様でした」
美音
「御粗末様でした」
二人とも手を合わせ、軽く礼しながら良い終えると、早速弁当を片付けて教室に戻っていった。
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