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そんな感じに宗谷達は、カラオケを三時間程楽しんだ。
カラオケが終わってすぐ解散し、宗谷と美音は、家に帰る途中。
お互いに無言で歩いていると、不意に美音が話しかけてきた。
美音
「…ねぇ、宗谷」
宗谷
「何?」
美音は少し寂しそうな、哀しそうな、そんな表情を浮かべていた。
美音
「宗谷…私にくらい、話して欲しいな…」
宗谷は一瞬頭に、?を浮かべたが、美音が何を言いたいのか理解した。
宗谷
「そう、だね。じゃあ…家に着いてからでいい?」
美音
「うん」
そこで美音はようやくいつもの明るい顔になった。
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