再会

8/11
前へ
/96ページ
次へ
そんな感じに宗谷達は、カラオケを三時間程楽しんだ。 カラオケが終わってすぐ解散し、宗谷と美音は、家に帰る途中。 お互いに無言で歩いていると、不意に美音が話しかけてきた。 美音 「…ねぇ、宗谷」 宗谷 「何?」 美音は少し寂しそうな、哀しそうな、そんな表情を浮かべていた。 美音 「宗谷…私にくらい、話して欲しいな…」 宗谷は一瞬頭に、?を浮かべたが、美音が何を言いたいのか理解した。 宗谷 「そう、だね。じゃあ…家に着いてからでいい?」 美音 「うん」 そこで美音はようやくいつもの明るい顔になった。
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

33人が本棚に入れています
本棚に追加