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―と ルナさんの後に言葉を放ったのは先程のアフロさんだ。
でも今 目の前に来たアフロさんは
アフロが無くなり 多分
地毛であろう 黒の青みがかったボリュームのある髪を綺麗に盛っていて それがチャラく見えるものの
どこか大人の雰囲気を漂わせている。
黒かった肌が白くなっており
今 着ている黒でシルバーのラインが所々 入ったスーツが
全てを魅了している。
―などと じっくりアフロ―……元 アフロさんを見据えながら分析のような 変態のような事を考えていたら
ルナさんの首に後ろから腕を回して抱きしめてるような形をしてる元アフロさんが ふいに
こちらに顔を向けたかと思うと私と視線を絡め 透き通るような 紫がかった 瞳で見つめてきた。
……変態思考を読まれたか?
と いらぬ…か わからないが
多分 いらぬ心配をしていたら
犯罪者オーナーが口を開いた。
「…ソコ 見つめ合うのヤメロ。
で ブラッドは何しに来たんだよ。
言っとくけど ルナはやらねぇぞ。」
犯罪者オーナーの言葉を私の瞳を見つめながら 聞いていた
ブラッドさんは
ルナさんから離れて ルナさんの隣に腰を下ろすと ニコッと笑った。
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