闇の王子―…ハユ

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なにやら 未知の生物たちが 意味不明な言い合いをし出し ウザさ倍増したので 近くにあったシャンパンの コルクを未知の生物たちに向け "黙らないと ぶち当てるぞ" という 空気を漂わせ 黙らせた。 そして本題へ戻る。 「俺は変装して他のホストクラブを……まぁ早く言って偵察してるんだよ。 んで 接客態度を見定めてる。 今回 "マイ" になってココ "rose moon"に来たのは偵察なんかじゃなくて ただ ルナや零が気づくかどうか 遊んだだけなんだけどな。」 ガッ ドカッ …ブラッドさんが笑顔でそう言った後すぐ ルナさんとオーナーが ブラッドさんを殴り 蹴った。 私はたいして ツッコミもせず頭を垂れ下げて痛みに耐える ブラッドさんを心の中で 鼻で笑っておいた。 …最近 恐ろしいぞ 自分。 そして 立ち直ったブラッドさんは言葉を続けた。 「…でもまさかココにルナと同等になる奴が現れたなんてな… しかも それが "女" なんて」 …ば バレてる(汗) 「さすがブラッド。 ダテに夜の世界 仕切ってねぇな(笑)」 オーナーがそう言うと ブラッドさんは笑いながら "誰様だと思ってんだよ(笑)" と言った。
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