闇の王子―…ハユ

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「世のため 他人(ヒト)のため 現在進行形で被害を受けてる自分遊叉のため 今すぐ水をかぶれ。」 「普通に消せばよくね?」 それはそうなのだが(てか あたりまえ)なにやら犯罪者オーナーには日頃から 嫌悪感を感じていたため 水をぶっかけたい気持ちなのだ。 ―と 口に出さず 心の中で思いながら ため息をつく。 「(なんか諦めた感じ;?)…てかよ…遊叉 お前はどうしたいんだ?」 ……どうしたい…… 正直 そんな考え込むほど 思い入れない。 ……そりゃ ここに来て ルナさんやキラやライ スタッフのケイゴさん様々なお客様たち 少し認めたくないが オーナー こんな いろいろな人たちに出会えて どーでもいい と言えば嘘になる。 その中でもルナさんは 私を不良街道に突き落とした人物だ。 特別 なにやらわからない気持ちもある。 ……って そもそも 「自分 もう少しで学校はじまるんで バイト辞めますよ?」 そうなのだ。 元から禿嶺はバイト禁止なのに私は夏休みの 暇つぶしのため少しやるつもりだっただけで 別に ずっと続けていこうとは思っていないのだ。 ………なのに なぜだろう。 3人とも固まってしまった。
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