14079人が本棚に入れています
本棚に追加
腰がッ(泣)
なんと何時間 寝たのやら
目を覚ませば既に翌朝の
8時だった。
寝返りを打とうとして 動いたら腰に激痛がきて 目を覚ましたのだ。
……こんな原因をつくった張本人さんは 私の胸に顔を埋める感じで 眠っている。
上の角度からみるルナさんの顔は 睫長くて幼げで……
こういうのを 愛らしい というのかな……。
私は少し 微笑みながら上を向いてる方のルナさんの頬に手を添え
ルナさんのおでこ付近に軽く
唇を落とした。
……ん?
ルナさんの頬に乗っけてる
手のひらが あったかくなった気が……
ま いいか。
―実は遊叉が目覚める少し前から起きていたルナ。
普段の遊叉からでは想像できない 今の行動に
期待と照れが入り混じり
頬を赤らめたのだった。
…さて 早く起きて準備しなければ
それから 起き上がろうと私の腰に回ってるルナさんの腕を
何度もどかそうと したが
なかなか離れなく しまいには一層 力が増し
寝たフリだな。
と 確信してルナさんの耳を引っぱったら涙目になりながら
起き上がった。
余計な手間を…。
そして 着替えの詰まった 鞄を玄関に置き準備万端。
最初のコメントを投稿しよう!