変人たち。

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「………なんですか。」 本日は久しぶりの授業開始日。 朝 寮の廊下でTC共に会わなかった事を不思議に思いながらも "遊叉の美貌 犯罪級ゥゥッ///" と 叫びながら飛びついてきた変態寮長を蹴飛ばして教室へと来たのだ……―が 私が教室に入った途端 既に揃ってた TC共は 目を見開いて固まってしまったのだ。 その状態が何分か続き 冒頭だ。 そして やっとみんな動き出したかと思えば 急に顔を真っ赤にして TC共は教室の隅に固まった。 ………消え去れ ちくしょう。 遊叉が少しふてくされた感じでソファに座るのを TC共は横目で見て コソコソ話し出した。 「ゆっ遊叉 かなり背 伸びてねッ!?///」 「齊ッ声 大きいぃ;;!! でも たしかにぃ 夏休み前より色気とか倍増したぁッ///」 「…あれ まじで女かよ… (ハンパなくかっけぇ///)」 「……ん~難しいね。 遊叉は酔ってたとは言え女の子とキスするんだよ? やっぱ…男かな…」 「……でも 原田家の一人娘だ。」  「「「「……う~ん………」」」」 「……―あ じゃぁこうしない?」 爽が爽やかな笑顔で提案する。
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