変人たち。

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そして そっと触れた 爽先輩の唇。 ― 「うひょ~/// なんか妙にエロい光景だなぁ~」 「ただ美形同士の禁断映像にしか見えないよねぇ~」 「だから やっぱあいつ 野郎なんだっつうの! 女が女に盛るなんて ありえねぇだろ!」 「でもぉ梁アレ見てよぉ あの2人 舌絡めあってるぅ 僕も遊叉と何回かしたけどさぁ普通 あきらかノーマルっぽい遊叉が同性とあんなキスするぅ? やっぱり女だからできるのかもじゃぁん?」 「じゃぁ遊叉が女だとしたら れっ レズ;!?」 「いやいや齊 そりゃないだろ。 たしかに夷麻浬の言うとおり 遊叉はノーマルっぽい。 そんな遊叉が女同士でするかぁ? ないな。ないない。」 「……でも遊叉は男でバイなだけかも知れない。」 辻はそう言いながら 夏休み前の遊叉と矢霧との事を思い出していた。 そして沈黙。 それぞれが頭の中で 悪戦苦闘していた。 それより今更ながら ツッコミを入れさせて頂くが 先程の 爽が呟いた "普通にフレンドリーに" とは 絶対に違うだろう。 ケーキの口移しの時 かなり強制 無理やりだった。 遊叉が拒否っていたのを気づいてくれ 爽よ。
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