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―彗―
読めないな……
原田 遊叉
アイツ等より先に……
―
「唇重ねて おかしくなるなら…
もっとする?」
壁と白髪天パ野郎に
挟まれたままだから動けず
また近づいてくる
野郎(←)の唇を避ける事ができなかった。
ガラッ
「彗!!
オレのプリン食べただろっ―…あ」
ぎょわぁぁあァァァッ;;;!!!
また ハタからみたら
男同士の変態絵図を見られてしまったァァァッ;;!!!
「……―邪魔すんなよ芙遊(フユ)」
「ちょ―……―んっ」
入って来た黒髪の人物に一言いうと
喋ろうと口を開けた遊叉に
舌を絡めた。
なんだ こやつゥゥッ;;
私を全校生徒に
変態ホモ野郎だとインプットさせたいのかぁ(怒);;!!!!
「……………―あぁ!
へぇ~……そいつがアノ
原田 遊叉かぁ。
うん。
たしかに特上だなぁ。」
なにやらわからない
黒髪の人物は男同士の口づけに
なんのツッコミもせず
ペラペラ喋りながら
こちらに向かってきて
私の肩に手をポンッと置いた。
誰だこのアホっぽい奴。
「…―触るなよ。」
―パシン
彗は遊叉の肩に乗せられている
芙遊の手を叩いた。
「なんだよスイ~」
芙遊は叩かれた手を摩りながら
彗の肩へ腕を乗せ
妖しく笑む。
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