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「ま……待て。風邪なんだ……」
「なら、なおさら俺に見せてみろって」
「いや、いい。気にせずにお前は学校に行け!!」
「喉でも悪いのか?女みたいな声出して……」
「ああ。悪い。今日は学校を休む」
「そんなのつまんないじゃんか!!」
「あ!!」
思い切り毛布を引き剥がされて、ご対面。
「──」
コイツにだけは見られたくなかった。
幼なじみである……中松夕夜(なかまつゆうや)にだけは……。
「お……女?」
「あ……」
顔が真っ赤になるのを感じた。
恥ずかしすぎる。
今すぐこの場から逃げ出したい!!
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