34人が本棚に入れています
本棚に追加
/18ページ
ギラギラと輝く太陽
ユラユラと青い海波
サラサラと白い砂浜
混み合った浜辺から
少し離れた綺麗な海
真新しい水着の胸を
隠し恥ずかしそうに
俯く君が眩し過ぎて
見つめる事ができず
胸の鼓動が速くなる
綺麗だよの言葉さえ
言うことが出来ない
波打ち際に二人座り
遠くの船を見ながら
ドキドキと過ぎゆく
穏やかで優しい時間
見つからないように
砂に書いた愛してる
の文字何回書いても
波がかき消していく
隣で君も同じように
文字を書いていた
俺と同じだと良いな
勇気を出して君の肩
へ手を回してみる俺
君の頬が俺の肩の上
にそっと触れてくる
君の胸の鼓動が俺の
胸の鼓動の中に調和
して一つの鼓動に
なったような気がした
爽やかな海の潮風が
心地良い二人だけの
夏の青い海と白い浜
.
最初のコメントを投稿しよう!