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 瑞紀は、両手に両親を抱きじっと男を見る。 『…ここの子供か…?』 ―コクリ  静かに頷くと集めた肉片が飛び散った。 『…イカれておるな…両親が死んだというに泣くよりも肉をかき集めるなんて…』  男は、瑞紀に飛び掛かり、白く細い首に手をかけた。 『…へへ…へ』  不気味に笑い始めた男は、両親の肉の上に瑞紀を組み敷く。 .
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