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目を開けば、慌てた様子の優の顔が、思ったよりも近くにあって…
視界が全部、優の顔。
「………お…おはよ…」
戸惑いがちに挨拶すれば、優は軽く僕にキスをする。
「聞いてた?」
「う、うん……
本当だったら……の続きは?」
「本当だったら……
部屋に閉じ込めて、僕以外の目にさらされないようにしてやりたいところだ。」
「っ……!!!」
一気に真っ赤になったのが自分でもわかる。
会長さんに、あそこまでしてみせた優だから、なんだかやってしまいそうで恐い。
「けど、もう二度と同じ過ちは繰り返さない。
でも、
どうやら僕の愛は、歪んでるらしいからね。
でもこれくらいは、許して」
そう言うと今度は、かなり深いキスをしかけてくる。
当然ながら僕はされるがまま。
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