B 寧ろ、生活必需品

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「やばッ、亮の顔、エロい…」 「なっ……」 名残惜しそうに唇を離したかと思えば、優の口からエロいと言われ… 顔が更に真っ赤になってるのが容易にわかる。 「なんで、避けるの?」 「えっ?」 「最近放課後 来ないし、いないし。」 「それは…」 「友達に誘われたから?」 「う、うん。こ、断りきれなくてさ…ごめん」 「はぁ……」 ものすっごい至近距離で話してるから、心臓バクバク。 その上、ため息なんかつかれるから、息が耳もとに当たって、鼓動が速まる。 「嫌い、になったの?僕のこと」 「えっ?」 嗚呼、さっきもそういえばそんなことを優が呟いてたなぁ… なんで、そうなるの? 僕は、優が好きで… 優を駄目にしたくなくて…
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