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「ち、違うっ」
「じゃあ…何で?」
耳元で響く愛しい人の声に、全身が震え上がる。
その声を聞いているだけで、下半身に熱が集まるのを感じた。
「いいや、教えたくないんだったら体に聞くことにしようかな…
浮気でもされてたら、ほんとに監禁するよ?
せっかく、やっと、亮太のお陰で本当の『好き』がわかったんだ。
その存在を、僕は、簡単には手放さないよ…」
そう言うと、僕の首筋に舌を這わせる優。
「うっ……わき…なんッ…か、する訳なあっァい…」
「じゃあ、何で?」
「……んン…ハァぁ…あッ…そ、れは…ぁ」
「それは?」
徐々に下がっていく優の舌は、そう尋ねた時には既に服を開けて、胸にまできていた。
それと同時に片手は、亮太の両腕を押さえ付け、もう一方の片手はチャックを開けにかかっている。
理性が限界だった。
優の触れるところが、熱くてたまらない。
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