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「…はぁ…んンッ……ァ…ァあッ」
「淫っ、乱だッ…ねっ」
初めてのことに興味をもつ年頃というけれども。
それを実際に行動に移してしまう獣は、厄介だ。
全くスキルもないくせに、体位を変えて、騎乗位で下から突き上げてくる。
「……いっ…たぁァ…ィ……ァ…あァッ」
与えられる強すぎる振動に、頭がおかしくなってしまう。
けれども、この世界をしってしまえば、抜け出せないのだ。
(…随分と、軽くなったもんだな、)
脆い頭で、そんなことを呑気に考え、僕をこの世界に引きずりこんだ、アノ人を思い返した。
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