『トナリ。』(奈落+人見蔭刀)※更新凍結中😣

3/3
前へ
/52ページ
次へ
        「奈落ですね。   私は霊界案内人…   貴方の生き方を裁いて下さる方までご案内します。」       「………まさか本当にあるとはな…」       生きてきた間、退屈しのぎに多少の知識を入れてきた。   中でもあの世の理は俗説に過ぎないと思っていたが…   あながち嘘でもなかったらしい。   霊魂だけの存在となってしまった奈落は   霊界案内人によって   審判の門に辿り着く。   そこでは閻魔王の息子・コエンマが   死者の裁きを行っていた。   そこで数々の悪行を並べ立てられ、   奈落は静かにそれを静聴していた。   胸に1つの決心を秘めて………。          
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

127人が本棚に入れています
本棚に追加