転校生~羽倉鈴~

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「羽倉、目は良いか?」 アンドロイドである以上、視力がおちることはまずない。 「大丈夫です。」 「じゃあ、あの一番後ろに座ってくれ。」 「はい。」 「美袋。放課後、羽倉に校内を案内してやってくれ。」 「わかりました。」 机の間を通る時も、周りから好奇の視線が集まって来た。 「美袋さん、よろしくね。」 「あ、うん…。」
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