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資料にもあった。
萩原美奈子は、元々美袋優花とは家を行き来する程仲が良かったのだと。
「うん、そっか。言いにくいこときいてごめんな。…さい!」
「??」
「なんでもない!」
「?そう…?」
危うく地である男の部分を出しかけたレイドだったが、気付かれずにすんだようである。
しかし、雰囲気が崩れてしまった以上、優花のことを聞き出すのはもう無理だろう。
「色々ありがとう。あっ、私先生の所行かなきゃだから、お昼はまた今度で!」
「そうなんだ。でも仕方ないか。」
「うん、それじゃ!」
――ガラガラッ
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