■ 虚ろな狭間 ■

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「……」 ここはどこだろう? 弱った頭で、今を考える。 俺は痛む身体をゆっくりと起こした。 全く知らない部屋である事には間違いないだろう。 「……どこ?」 再び、今度は声に出して辺りを確かめようとする。 その時、扉が開いた。 「タオルって火つけて投げて大丈夫?」 「良いって言うわけないだろっ!」
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