同居

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がば…っ いきなり理事長が和広に抱き着いた。 「はーなーせぇーっ 会長が急用だって!」 「あ?急用?」 「そうそう、新入生代表の子のことでだとよ。」 「すみません…。」 「なんだ?悠と和がよければ俺はかまわねぇぞ?」 凄い放任だ。 見た目からして理事長らしくないけれどな。 「寮に入れたくて…」 「いいぞ?交換は黙認してるし、理由が理由だろ。」 「ありがとうございます。」 特に問題はなく、港は寮に入ることになり、俺と同室になった。 引越しの日程を話し合っているそばで理事長と和広はいちゃついていた。 和広と理事長の関係がよくわかった。 港と悠は理事長にいろいろ(相手について)相談しようと思っていたことを俺と慧は知らない。
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