同居

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引越し当日。 俺は港の荷物を部屋に運んだ。 悠、慧、和広、理事長も手伝ってくれた。 そしてすべてを運び終わって一言。 「同棲みたい。」 色違いのコップ、柄違いの箸、テーブルは大きく、ソファーがある。 この学校は恋人たちもいるから、本当に誤解される。 「…よろしくね、千種兄」 「あぁ。よろしくな。」 誤解も港相手ならいいな、と、俺は思った。 そして悠の引越しもした。 同じくお揃いのものを増やしたため、恋人みたいになっている。 慧はなんとも思っていなさそうだが、悠に襲われるんじゃないかと俺は心配だった。 「ありがとうございました。」 理事長と和広に礼をし、解散となった。 和広の部屋に理事長と和広が入っていった。 その後に喘ぎ声が聞こえたのは言うまでもない。
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