運命

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「はぁっ!?」 「まあまあ隼世。 それ四人用ゲームだろ? 二人より三人がいいって。 入れようぜ?」 兄貴は嫌そうな顔をしたが、慧に丸め込まれ、俺を仲間に入れてくれた。 「慧っトドメだっ!」 「待った隼世っ!それ反則だっっ」 「慧が弱いんだろっ なー隼人。」 「うんっ」 それ以来、 俺は慧と兄貴が遊ぶたびについていった。 兄貴は始めはいやいやだったが、徐々になれた。 最終的には協力的になり、 慧と遊ぶたび俺を誘うようになった。 慧と兄貴はどんどん仲良くなり、 それに比例するように俺と慧も仲良くなっていった。
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