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私は生まれてから自分を男前と思ったことがない。 事実、高校2年まで彼女はできなかったし、 バレンタインのチョコなどもらったことがなかった。 確かに若い頃は男前の友達がうらやましく思っていました。 そのために顔の悪いのをカバーするために、ブランドや貴金属を身につけて、 なんとか頑張ってきたのですが、当然のことながら結果はでずさんざんでした。 高校を卒業して、とある工場に勤めたときでした。 昼食を食べながら事務員さんと話していると、 「男の頑張っている姿って、どんないい服やアクセサリー、香水よりも女性を引き付ける魅力があるのよ。」 というその言葉にその時は別段何も感じなかったのですが。 その時は私は初めての会社勤めということもあって、がむしゃらに仕事をやっていました。 そんな私を事務員さんは見てくれていたのだろうか、
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