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その炎に全てを奪われて、
自暴自棄のまま戦争に駆り出された。
―…そのときの記憶は、
いまだに僕を苦しめる―
「危ないっ!!」
何度、友人に警告しただろう?
何度…見殺しにもしただろう。
“人間”が“肉片”に変わる瞬間
「…どうしてっ…」
僕の中で感情が
「邪魔なもの」 としか
感じなくなった。
…そして、感じることをやめた。
やがて
戦い、殺し、生きることが
“生きがい”となった。
―それなのに…
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