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~チャペル~
「ここから、移動するんだ。」
「ここからって言っても、柱じゃないか!」
ジンがつれてきてくれたのは、さっき居たチャペルの入り口の柱のそばだ。
「だから、こうするんだって!」
ドンッ!
「え?」
「あたしも!?」
ジンは柱に向かって、おもいっきり僕たちを押した。
まだ聞きたいことが沢山あったのに!
落下しながら、『ボク』は様々な事を思っていた……
『ボク』は誰に予言されたんだろう……。
シーファのお兄さんとジンはいったい毎週何をしていたのだろう…
なぜ、シーファに話さなかったの?
これから『ボク』の身にいったい何が起きるって言うの?
あの人の手掛かりは見つかるだろうか……。
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