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「編集長、私これから北海道の牧場に取材に行くのでよろしくお願いしま~す」
「加藤、お前ふざけんなよ💢」
「いつまでほっつき歩いてるつもりだ!」
「スクープですよ💡いいネタを入手しました」
「詳しいことは帰ってからお楽しみにねん❤」
「ねん❤じゃねーお前自分の立場わかってんのか!」
「編集長頭堅いなぁ~」
「固いのはアソコだけで十分よ❤」
「それじゃあね✋」
「切りやがった💢」
「帰ってきたらさんざん怒鳴りつけてやる!」
これはチャンスね💡
あの「レイラ」にはなにか秘密があるに違いないわ。
天下の篠原巧があそこまで入れ込んでる馬だもの。真相をつきとめなきゃ😁
私の株も上がるってもんよ🎵
…「すいませ~ん」
「私、朝日スポーツの加藤といいますが、ここで生産されたレイラについてお伺いしたいのですが」
「おわっ💦こりゃまたでかいねーちゃんだな」
「私がここの牧場を経営してる三好だけど」
「早速で恐縮ですが、レイラの育成時代のお話を聞かせてもらえないでしょうか」
「ああ、あの仔はうちで育った馬の中でも特別だったよ」
「あの仔の母はこれまでとても子育てが上手で子供に対する愛情が深くてね~」
「でもあの仔に対しては…そうだなぁ~産まれて10日目くらいにまったく世話をしなくなってね~」
「普通だったら手がかかるんだけど、とても素直でいい子にしてたから不思議だったんだ」
「つまり、自分のおかれてる状況を把握していたってことですか?」
「ハハハそこまではどうなんだろうね?」
「でも、放牧から帰ってくる時間なんかは毎日きっちりしていたなぁ」
「雨の予報がでてるときは外に出たがらなかったりね」
物覚えが早くて、勘が働いて、子馬なのに大人びていたのかしら
「他の馬とは仲が良かったんですか?」
「それが、あの仔の発するオーラというか、なにか他の馬が恐れているようで近づこうとしなかったんだよね」
これは特別ね…なにか今一つ要領をつかめないけど…なにかあることは確かだわ。
「ありがとうございました」
「またよろしくお願いします😌」
「おぅ!またいつでもきてくれな」
…結局謎のままか~編集長になんて言い訳しようかな💧
とりあえず今夜はジンギスカンにビールね😋
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