10人が本棚に入れています
本棚に追加
「いや。あれのタイトルも本当は
『あたしは、猫耳女子高生☆』
だったからね」
「不朽の名作が途端にモバゲー小説っぽくなった!?」
「ちなみに、人気が出たら
二作目は、
『あたしは、猫耳女子高生にゃん☆』
にする予定じゃった。
あ。このにゃん☆の部分が数字の2にかかってて……」
「痛々しい説明は止めて下さい!!
書く前から二作目タイトルとか、初めてエブリスタに作品投稿した人みたいなふわふわさじゃないですか!!」
「うん。ふざけんなって、鴎外君に殴られた」
「森鴎外に!?」
「右の奥歯が吹っ飛んだんじゃよ」
「鴎外さんの気持ちは痛い位わかりますけどやりすぎでしょ」
「いやいや。鴎外君は良い奴じゃよ。
ただで治してくれたし」
「そっか。軍医でしたもんね」
「うん。奥歯の代わりに消しゴムつめてくれたんじゃよ」
「気づいてください!!
それ、かなりわかりやすい嫌がらせですよ!!」
「え?ドイツでは、偉い文豪ほど歯が消しゴムになるって」
「そんな事言ったらゲーテとか全部歯が消しゴムじゃないですか!!
何でドイツじゃ消しゴムカースト制がしかれてるんですか!!」
最初のコメントを投稿しよう!