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リエの言葉が
胸に突き刺さった。
『……ん? 大丈夫だよ』
「ルナ…… あたしルナには感謝してるんだぁ。あたしルナのお陰で凄く楽しかったし、凄く強くなれた」
「いつもあたしの味方でいてくれて…… いつも強くて…… いつも優しくて……」
「一杯ルナちゃんに助けてもらった。だから今度はあたしが返す番だよ」
「ルナちゃん。今からあたしと逃げよ!!」
大粒の涙を零しながら……
リエは笑って言った。
そうするしか方法がない位
もう……
どうしようもない事を
リエも悟っていた。
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