“男”な僕、“女”なキミ。

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初めてキミに渡した、ちっぽけな“好意”というもの あれは哀しいくらいに毒々しかったのに キミは笑って受け取ってくれた 僕の無邪気な好意は キミの身体をゆっくり侵食して 黒く蝕んでしまったんだね なのに僕はそんなキミに見惚れてしまって 軽い台詞を吐いてしまった 僕たちの関係は、ここから狂い出したんだ。 そのキッカケを作ったのは、僕だった。
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