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古代遺跡への潜入
"グルルル…!!!"
『HA!!なんだよ、コイツは…?』
いきなりの巨魔登場に、
Danteは危うく攻撃を受けるところであった。
遺跡に近付いた二人の前には、
巨大なライオンが首を2つに分けた様な悪魔が熱り立っていた。
『コイツは、BOSS級の悪魔だな。油断するなよ?Jack!』
Jackは聞いておらず、真っ正面から果敢に挑む。
"ザンッ!!"
悪魔への斬撃は、見事的中した。
しかし、相手には効いている様子はない。
"愚かなる人間よ…この島から、生きては帰れんぞッ!!"
『こりゃあ、驚いたね! お喋りできるのか?』
Danteは、わざと挑発してみせた。
Jackから気をそらさなければ…
"貴様の思っている事は、すべて我の頭の中へと流れてくる…無駄だッ!!"
『そうか…』
Danteは悪魔に剣を向けたまま、
『それなら、お前をぶっ倒だけだぜ!!』
"ガァァァ!!!"
敵は凄まじい雄叫びをあげながら、Danteに向かってきた。
巨大な爪は大地に刺さり、地は裂けた。
その隙を突いて、Jackは遺跡へ潜入した。
それを見て安心したDanteは、
『さぁ、かかってこいよ!HAAA!!!』
Danteの剣技が炸裂する。
巨魔は、あまりの激痛からか、暴れ出した。
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