-アミュレット-とDante

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-アミュレット-とDante

Jackは、店を少し行った先にある路地で主に"仕事"をしている。   まだ、低級悪魔しか相手にした事はない。   『さてと、剣はただ振り回せば良いってもんじゃない。 親父は、ムダな動きが多すぎる』   ふと、Jackは胸に提げたアミュレットを手にした。   『(親父は、このもう一つを持っていたな… 大切な物らしいけど。)』   Jackは、アミュレットの由来をしらない。   このアミュレットは、Danteの母親からDanteとVergilへ二人の誕生日に譲り受けた… 悲しい記憶の一部でもある。   『不思議な力を感じるが…?』   その時、目の前に3体の悪魔が出現した。   『仕事だ』   早速、剣を使っての"実習訓練"が開始した。   "BLAST!!"   Jackは、剣を前に突き刺した。   Jackのあまりの速さに、悪魔の動きが遅く感じる。   "short・break"   魔剣が燃えるように紅くなり、 次々と悪魔を容易く斬り裂いてゆく。   『Crazy Hun!!』   …どこか、若きし頃のDanteに似ている。   『3体もいて、その程度かよ?』   仕事終了…と、 帰ろうとしたJackの前に、上級悪魔が出現した。   『(ちっ!正直、ヤバいぜ…)』   上級悪魔は、Jackに躊躇いなく襲いかかってきた。   『!!』  
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