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彼女のミクとの出会いは、親友のミンがきっかけを作ってくれた。
今のように携帯電話なんて無い頃の話だ。
家の電話が鳴り受話器を上げた俺、相手は友達のミンだった。急いでる口調でミンは言った
「俺だけど今日時間ある。」
高校を辞めたばかりの俺は、仕事もしてなかったので、いつも暇を持て余してたから、遊びの誘いかと思い即答した。
「暇だけど、何?どっかに遊び行く?」ミンは「今日俺の彼女が、友達連れてくるから、シンも来てくれる?」
俺「えっ何で俺?」
ミン「良いじゃん。なっ、たのむよ。飲み物とか用意して1時に待ってから。」
そうに言ってミンは電話を切った。俺はその頃、あまり彼女とかに興味は無かったので暇つぶし程度に考えていた。
着替えて、バイクのエンジンをかけた。ツーストロークのかん高いエンジン音を響かせミンの家に向かった。
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