第ニ章

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「─…にしてもさ、 まぁ…ツライよな、お前も。」 〝お前も〟 と言う言葉が、 まぁさ自身も ツライ事を 示していた。 「まぁな。 ─…正直、 どうすればいいかわかんねぇ。 芽衣が記憶喪失だって 聞いた時、かなりビックリした。 まぁさだってそうだろ?」 「あぁ…」 「俺達の想い出… どこに消えちまっんだよ… くそっ!」 倖太は地面に座り込んだ。 .
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