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「─…にしてもさ、
まぁ…ツライよな、お前も。」
〝お前も〟
と言う言葉が、
まぁさ自身も
ツライ事を
示していた。
「まぁな。
─…正直、
どうすればいいかわかんねぇ。
芽衣が記憶喪失だって
聞いた時、かなりビックリした。
まぁさだってそうだろ?」
「あぁ…」
「俺達の想い出…
どこに消えちまっんだよ…
くそっ!」
倖太は地面に座り込んだ。
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