第一章

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先輩は訳わからんって顔してた。 うん、俺も訳わからんなんだよ 「俺!桜井が好きなんです!だから‥桜井の‥‥‥その、黙っといて下さい!!!!!」 そう大声で叫び、先輩にGUCCIの財布を渡した。 ワイロのつもりだ。 馬鹿でもいい。 俺が桜井が好きなのバレてもいいから‥‥‥桜井のことは黙っといてほしかったんだ。
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