第二章

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「はい…?」 お風呂ですとーーーっ!!!! 「一緒に入りたーいっ」 すね気味に桜井は言う。 そんな表情も可愛くて、俺は桜井を抱きしめてた。 そして「い、いいよ…」と小さな声で言った。 かっこよく言うと囁くだ。 「ほんとにぃー?」 俺の言葉に本当に嬉しそうな顔をする。 「うん。泡風呂にしよっか」 泡風呂になる入浴剤とタオルを持ってお風呂場に向かう。 「だーいすきっ」 そう言いながら桜井は俺の背中にしがみついていた。 またドキドキと胸が高鳴る。 気を紛らわすかのように、俺はお湯を溜めることに専念した。
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