彦星と織撫

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初めて我が子を失った西王母。 それも、自分の行動がもとで織姫を追いやってしまいました。 来る日も 来る日も 泣き続けました。 それは誰も予測しなかった西王母の姿です。 それから西王母は、獣のような姿から美しい女神へと変わり、不老不死の力をさずかりました。 手遅れではあれど、夏撫を愛し守る心とともに死に神から女神となったのです。 そして今日も、天の川のほとりで彦星と織女星は寄り添って皆を照らしています。       ‐END‐
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